1818年(文政元年)の創業以来、京の文化を映す宿。
柊家株式会社

ABOUT 会社紹介

創業200年余、古くは幕末の志士や文豪に愛された京都の老舗旅館

文政元年(1818年)の創業、古くは幕末の志士や川端康成氏をはじめとした文化人の方々から、政界の要人、チャップリンなど世界的俳優も宿泊された純和風の旅館です。 玄関から一歩足を踏み入れれば、タイムスリップ的体験ができる場所、といっても言い過ぎではないと思います。日本文化の担い手として、京都らしさ、日本らしさをお届けしています。

BUSINESS 事業内容

大切にしてきたのは「来者如帰(らいしゃにょき)」の心。
「来者如帰」、玄関に掲げられた額に書かれたこの言葉。「我が家に帰ってこられたように、くつろいでいただきたい」という、私たちが大切にしてきたおもてなしの心が込められています。 目指すのは“相手の方の気持ちへ想いを寄せたおもてなし”。お客さまがご到着されたら抹茶をたててお迎えし、お部屋でのお食事はお客さまの召し上がるペースに合わせて板場と調整しながら絶妙なタイミングでお届けするなど、細部にまで神経をいきわたらせて心地よい時間を創出します。 また、ご提供する料理は季節の行事と共に一品毎に旬の食材や器にもこだわった京懐石。自然とのかかわりを大切にした京の町の時間と和の空間をお楽しみ頂けるよう気を配っております。

WORK 仕事紹介

文化や伝統を次代へ繋ぐ、おもてなしのプロを目指す。

客室係のお仕事
入社後、まずは柊家の由来や理念をお伝えします。調度品に柊をモチーフとしたものがさりげなく置いてあるなど、接客をする際に「ちょっとした話題」になるものがたくさんあります。 3ヶ月ほどで1部屋、半年程で2部屋お任せしていきます。それまでは先輩についてお部屋にあがり、お手伝いしながらお出迎え、着付け、ふすまの開け方等、手順と作法、お客様との接し方を学んで頂きます。 担当になったお部屋のお客様がお召し上がりになるペースを見計らい、次の料理を板場にお願していくのも客室係の役割です。お酒をお召し上がりにならないお客様なら「少しお食事のペースは早め」など、お膳に二品以上のせずに、常に一番おいしい状態とタイミングで料理をお召し上がり頂けるペース配分を見計らってみましょう。
美しく見える所作、言葉遣いについて
入社後、身に付けて頂けるよう指導をします。「もののあつかい方」、「上座、下座での立ち居振る舞い」、「座卓を拭く時は、向こうから手前に集める」など、ひとつひとつの動作に理由と作法があります。伝わってきた作法を守ることが、美しい所作にも繋がっていきます。 また、日本の文化や伝統に裏打ちされた“心”や日本文化を身に付けて頂けるよう、茶道や華道などを習う支援を行っています。 そして、何より大切にして頂きたいのは“相手の方の気持ちへ想いを寄せること”。「来者如帰」と玄関に掲げているように「我が家に帰ってきたようにくつろいでいただきたい」という心を創業以来、守ってきました。 その言葉にあるように心のこもった対応をお願いします。